実験スピリッツ

経済・市場・思想の陰謀論をまとめます(ネタ要素強め)

スポンサーリンク

下着姿の方がエロいのはなぜか?

移転しました。

約3秒後に自動的にリダイレクトします。

f:id:yeoman:20151212003128j:plain

断言しますが、人類はエロいものが大好きです。下ネタが苦手だとか、性的な表現が嫌いだとか言うは多いと思いますが、果たして本当でしょうか。

人間には生きて子孫を残すために、DNAレベルで生理学的な本能が刷り込まれています。マズローは「欲求階層論」で、主に身体内部の情報に基づいた欲求のひとつに性欲を挙げている。マズローによれば、人間が呼吸したり、身体が体温を調節するために汗をかくのと同じくらい、性欲が出るのは自然なことだそうです。

だからこそ、性欲に関する研究は続けていかなければならない。

そこでこんな疑問が浮かんできた。

なぜ全裸よりも下着姿の方がエロく見えるのか?

これです。全裸の方がエロいと思う人もいるでしょうが、下着姿の方がエロいという話にお付き合い下さい。そこは性癖の個人差としか言いようがありません。

それでは批判的に読んでみて下さい。

仮説①: 人は見たものを補完できるから。

私たちが目にする世界は、無数の物体が重なり合って構成されています。よって、個々の物体Aに目を向けた時、多くの場合、物体Aの一部はそれより前にある物体Bによって遮蔽されていて、物体Aの全体像が見ることはできません。それにもかかわらず、私たちはいとも簡単に遮蔽された部分を補完し、個々の物体の全体像を即座に把握することができます。(下図参照)

f:id:yeoman:20151211212551g:plain

その知識を踏まえて、みなさんは「マスク美人」という言葉をご存じでしょうか。女性はマスクの見せ方によって、美人に見せる方法があるというのです。

その理由には色々ありますが、 人は見えないものを自分の都合の良いように脳内補完してしまう機能が備わっているからだと言われています。

例えば、「ざわちん」さんはマスクをつけることで、色々な芸能人に顔をそっくりにして見せていましたね。このトリックは目元だけをメイクで似せておけば、残りの「鼻と口」は視聴者に脳内補完させることであたかも本人のようなそっくりさんに見えること可能にした魔法です。

この機能は、下着姿をエロく感じる一因だと考えられます。 ある意味、乳首を自分の好みに補完できるわけですから。

ちなみに、補完機能を利用するという水玉コラアプリが開発されていました。なにこれすごい。

f:id:yeoman:20151211225027p:plain

反論①:ただの紐でものエロく感じるのは何故?

しかし補完だけが理由ではない気がするんですよね。だって、機能的にはなんの役にも立っていないガーターベルトっていう超無駄な紐は、何故あんなにエロく感じるのだろう。あるいは、紐パンでも良いです。

Tバック 紐パン & 紐ショーツ ローアングル サテン 白色 ホワイト

Tバック 紐パン & 紐ショーツ ローアングル サテン 白色 ホワイト

 

 しかしながら、この疑問については仮説②が答えてくれるような気がします。

仮説②:下着姿が非日常性を感じさせる?

心理学的なアプローチが常識的な結論を導き出しています。その結論は「下着姿の持つ非日常性が男性を興奮させる」というもの。

男性も女性もそうですが、外界ではある程度身分相応の大人を演出しなればいけませんよね。また、社会的地位がある人ほど「こうでなければならない」という制約にしばりつけられ、日常生活の中で我慢しがちです。ですから、非日常的なものに出会ったときに、より興奮してしまうということらしい。

反論②:ではなぜ全裸よりも下着の方がエロいのか?

しかしながら、下着姿であろうと全裸であろうと、どちらにせよ非日常的な光景であることに違いない。しかも、どちらかというと全裸の方が非日常的な感じがするのに、エロく感じないのは何故なのか?

この反論②より、結局のところ非日常性が下着姿をエロく感じさせるという回答は下着姿優位な理由を明確に答え切っていないことが分かりますね。

仮説③:非日常性にもフェーズがあるのではないか。

我々が感じる非日常性にはフェーズ(段階)が存在すると考えたらどうだろう。

重要なポイントは、科技術が爆発的に発展した現代社会というのは、人間の進化の歴史の中では、ほんの一瞬でごく最近の出来事だということだ。進化という恐ろしくゆっくりとしたプロセスでは、まだこうした環境に適応できておらず、人間の本能は依然として石器時代のままです

そう考えると我々人類にとって、全裸は日常的な状態なのではないかってことが考えられる。人類の500万年の歴史に、現代の様なしっかりした衣類を身に付けるようになったのはほんの数千年前の話だ。だから、人間の本能的には全然、全裸ってのは当たり前の光景なんじゃないか。

結論

繰り返しになりますが、全裸で歩く女性が日常的に存在していたことは、人間にとって遺伝子レベルで刷り込まれている事実なんだと思うんですよね。人類にとって全裸は当たり前だった。

一方で、現代の常識として服を着た女性しか街で見かけないのも当たり前。現代人はそのことを本能ではなく、理性や感性として分かっています。

結果として、日常(着衣)と日常(全裸)の中間である下着姿が最も非日常と考えられる。だから、下着姿がエロいと感じるのだ、と思うのでした。

今回は、心理学的なアプローチを主な論点としましたが、もっと生物学を勉強したらより良い考察が生まれそうな気がしました。ここらへんはよく知らないけれど、進化生物学から何か分かるでしょうか。もう少し考えてみたいところですが、今回はここまで。

皆様のご意見ご感想お待ちしております。

 おまけ

今回の記事を各過程で、ぼくよりも変なことを考えて作品を制作している人を発見しました。知りませんでしたが、ぶっ飛んだアホな人は沢山いますね。ビバッ

絶対に下着がみえない拾い方の研究と考察 [DVD]

絶対に下着がみえない拾い方の研究と考察 [DVD]