実験スピリッツ

経済・市場・思想の陰謀論をまとめます(ネタ要素強め)

スポンサーリンク

【東原亜季】デスブログのネタ5選の信憑性を検証する。

移転しました。

約3秒後に自動的にリダイレクトします。

f:id:yw555201:20151006194427p:plain

芸能人のブログやツイッターが物議を醸したり炎上するのは珍しくありませんが、別な意味でネット上で持てはやされたブログがあります。そう、東原亜季さんのブログです。

特に名前を書かれた企業や人物にネガティブな出来事が起こると、マンガになぞらえて「デスブログ」と呼ばれるようになりました

東原亜希伝説という記事を発見したので調べてみました。

しかし、応援したスポーツ選手が怪我したり、応援したチームが負け続けるのも、確率的にいつか必ず起きることであって、恣意的に取り上げられたものもあります。

僕にはどうしてもデスブログネタとして上がった事象は必然的で、こじつけとしか思えません。今回はそのネタを過去の情報をさかのぼって調べてみます。

東原・井上交際事件

f:id:yw555201:20151006194640j:plain

世界中でほぼ敵なし状態であった井上康生と付き合うも直後アテネオリンピック四回戦敗退

東原さんと井上さんが交際を始めたのは2003年頃の話です。井上選手の2003年から2004年アテネまでの戦績を調べてみます。

2003年2月:ドイツ国際柔道大会(100kg級)優勝

2003年4月:全日本選抜柔道体重別選手権大会(100kg級) 準優勝

2003年4月:全日本柔道選手権大会 優勝 ※3連覇達成

2003年9月:大阪世界柔道選手権大会(100kg級) 優勝 ※3連覇達成

2004年4月:全日本選抜柔道体重別選手権大会(100kg級)優勝

2004年4月:全日本柔道選手権大会 準優勝

2004年8月:アテネオリンピック(100kg級)四回戦敗退

交際1年目の03年はほとんどの試合で結果を残していたにも関わらず、アテネ五輪で突然4回戦敗退しています。しかし、交際2年目のオリンピックで突然東原さん呪いにかかったのでしょうか?これはあまり考えにくい話です。

これはこじつけである可能性が高いです。

東原アサヒビール事件

f:id:yw555201:20151006194736j:plain

アサヒビールのキャンペーンガール→アサヒビールが首位転落

東原さんは2003年頃“アサヒビールキャンペーンガール”としてグラビアデビューしました。グラフでアサヒビールのシェアを確認します。

アサヒは2001年に王者キリンを破ってシェア一位を獲得しましたが、東原さんをキャンペーンガールとして起用した途端に急降下しています。

f:id:yw555201:20151006180457g:plain

しかし、それ以前の長い年月でキリンビールは圧倒的なシェア第一位を誇っていました。2001年にアサヒがシェアを奪ったといってもほぼ同率の僅差です。東原さんが起用された時期とたまたま重なっていますが偶然と考えた方がいいのではないでしょうか。

f:id:yw555201:20151006200754j:plain

しかも、東原さんがキャンペーンガールを外れて以降もこの状況は変わっていません。やはり

こじつけです。

東原にわか阪神ファン事件

f:id:yw555201:20151006194811j:plain

にわか阪神ファン発言→マジック点灯と好調だった阪神が、2勝8敗と大ブレーキ

2008年9月下旬に東原さんがブログで阪神に関することを記載しました。阪神はマジック8が点灯していたところから、巨人に逆転優勝されてしまいます。

しかし、プロ野球に詳しい方ならご存知のように、ペナントレース終盤はどの選手は疲れ切った体で戦っており、後は気力が勝った方が勝ちという厳しいゲームになってきます。

阪神はここ数年でも9月ごろから失速するという戦いぶりが指摘されているように、結局は戦力不足だと思います。

ちなみに、単純に2分の1の勝率とするならば10試合中8回負ける確率は4.4%の確率です。全然有りえなくない話だと思うので

こじつけですね。

Mr.children・井上夫妻の曲不振事件

f:id:yw555201:20151006194857j:plain

井上夫妻をテーマに書いたミスチルの新曲→売れずに惨敗

この曲に関して公式発表はありませんが「GIFT」という楽曲のことです。

初動売上げは19.4万枚。(前作『旅立ちの唄』の初動23.8万枚) ミスチルが初動20万枚を割るのは、1999年の『I'LL BE』以来。21世紀に入ってからは最低水準の初動売上げだったそうです。

しかし、人気のピークが落ち着き始めている「終わりなき旅」以降の販売枚数を調べたところ、結局「GIFT」は東原さんの影響を受けても30万枚を達成しています。

モンスターバンドとはいえ、人気が下降曲線を辿っている状況で30万枚は十分商業的に成功していると言えます。

>>

終わりなき旅
107万枚
光の射す方へ
45.6万枚
I'LL BE
30.1万枚
口笛
72.4万枚
NOT FOUND
60.7万枚
優しい歌
47.8万枚
youthful days
70万枚
君が好き
51.3万枚
any
50.1万枚
HERO
55.1万枚
掌/くるみ
65万枚
sign
77.4万枚
四次元 Four Dimensions
92.6万枚
箒星
42.0万枚
しるし
73.2万枚
フェイク
32.1万枚
旅立ちの唄
38.7万枚
GIFT
32.5万枚
HANABI
48.0万枚
祈り ~涙の軌道
27.5万枚
   

したがってこじつけでした。

「そうはイカンザキ!」事件

f:id:yw555201:20151006201841j:plain

そうはイカンザキ!・・・公明党大敗

東原さんがデスブログにて「そうはイカンザキですよ。」と発言しました。

2009年8月30日の第45回衆議院議員総選挙にて、「そうはイカンザキ」というキャッチコピーを使っていた公明党は議席を前回選挙比-10の大敗を喫しました。 代表を務める神崎さんが発言した言葉を引用したと思われます。

また、2009年の衆議院選挙と言えば、自民・公明の連立政権に国民が「ノー!」を突き付けて鳩山民主党が圧勝した歴史的な選挙でした。

ちなみに、自民党は-181議席の減少となり、1955年の結党以来初めて衆議院第1党を失っています。それに比べて公明党は-10議席の減少で、むしろ善戦している方だと思われます。

やはりこじつけです。

まとめ

都市伝説というのは「こじつけ」が多いと思います。もちろん皆さんが面白半分でやっているのは十分承知です。

しかし、取り上げられ方が異常なので調べてみると、起こるべくして起こった事象と東原さんを無理やり繋げているという現状を発見することができました。

以上です。ありがとうございました。