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実験スピリッツ

経済・市場・思想の陰謀論をまとめます(ネタ要素強め)

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飲酒運転と千鳥足(酩酊歩行)どっちが危険?

(注意)タイトルを見て、あなたは常識的な結論を思い浮かべたと思います。まさにそれが正解です。「大切な休息時間をドブに捨てたい」という方だけご覧下さい。

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最後に申し上げておきますが、この記事からあなたはなんら新しい知見を得られることはないでしょう。僕もこの疑問について考えた意味が全くありませんでした。

誰も幸せにならないこの時間ってなんなんでしょうかね。

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…。さて、先日街を歩いていると、上のイメージのような分かりやすい酔っ払いが千鳥足で歩いていました。まるでマンガみたいな会社員です。

もし本当にマンガなら、そろそろチンピラにぶつかって喧嘩する場面ですが、実際には自転車に突っ込み倒れて寝込んでしまいました。

あれほど完璧な千鳥足を見て感動すら覚えたのですが、正直言って

千鳥足があんなに危ない行為だとは思いませんでした。

↓以下、「ドリフ大爆笑」より参考動画です。大袈裟でもなくこんな人がいました。平和な日本万歳ですね。

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ところでぼくらはこれまで、酔っ払って運転するのがどれだけ危ないか、さんざん教育されてきましたよね。

2007年におけるデータによれば、シラフで運転するのに比べて、飲酒運転は死亡事故を起こす確率が9.4倍も高くなります。引用:厚生労働省

飲酒運転が危険なのは十分知っているから、普段僕らは「最寄りの駅まではできるだけ歩いて電車で帰る」という行動を取ります。

しかし、僕はこの千鳥足を見て思いました。

「千鳥足だって十分危ないから、飲酒運転とあまり変わらないんじゃないか?」

そこで、今回は千鳥足と飲酒運転のどっちで帰った方が安全なのか調べてみます。

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飲酒関係の交通事故で亡くなった方の人数

2007年の交通事故データを見てみます。(データが古いのはご容赦下さい)データによれば、歩行中に交通事故で亡くなった方は1,943名です。そのうち千鳥足(酩酊状態)だった方は151名。実に死亡事故に巻き込まれた歩行者の7.7%の方が千鳥足で亡くなっています。

同年、飲酒運転がらみで亡くなった方は433名だったので、千鳥足で亡くなった人の数はどっちかというと少ないですね。

でも死亡者の総数で、どちらが危険か比較するのは早計です。だって、飲酒運転の方が明らかに移動距離が長いはずなので、千鳥足と飲酒運転のどちらが死亡事故を起こしやすいのか、はっきり分かりませんよね。

つまりどれくらいの距離を移動したら死亡事故に遭うか比べるはっきりします。

酔っ払った車が死亡事故を起こす確率

すみませんが、面白くないと思うので計算方法の説明は割愛します。

用意したのは2014年のデータで、全国の所有乗用車数、1台あたりの年間走行距離平均、交通事故の死亡人数、飲酒運転取締件数、交通死亡事故の飲酒率を用意します。

これらの値から2014年に飲酒した車の走行距離と死亡事故の関係を求めます。

その結果、飲酒運転の車が708km進むあたり1回死亡事故を起こしてしまうことが分かりました。

千鳥足が死亡事故に遭う確率

上記の計算同様にデータを集めます。免許保持者数、1日平均歩行距離、歩行中の死亡者数、飲酒の死亡事故人数、死亡事故の飲酒率を用意しました。

その結果、千鳥足歩行者は1758kmに1度死亡事故に巻き込まれる可能性がある

ことが分かりました。これは、東京から広島を徒歩で往復して、ようやく1回事故が起こるかどうかという確率です。なんだ、千鳥足でも結構な遠出ができるんですね。

結果

「歩いて帰った方が全然安全だった。」

へえ~!

お~!

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という当たり前すぎる検証になってしまいました。飲酒運転は根絶しようという世の中の動きは至極真っ当です(白眼)

それよりも、千鳥足で歩いても死ぬのは自分だけですが、他人を巻き込んでしまう飲酒運転を比較検証する意味すら疑問でした。じゃあなんでやってみたのかと言うと暇だからです。これ以上無駄な時間はありませんでした。

今回調べて初めて知ったのですが、30年前に比べて飲酒運転の死亡事故は約6分の1まで減少しているようです。いつも恨めしいと思っていた警察の方々は、間違いなく市民の安全を守ってくれているんですね。

ただし気を抜いてはいけない点が1つあります。千鳥足でもちゃんと歩いて帰れば大丈夫という訳ではありません。万が一、千鳥足で事故に遭った際は、歩行者側にも過失が生じてしまうということです。いい気分で歩いて帰ってたのに、事故に巻き込まれて慰謝料も貰えず保険も利かないのでは踏んだり蹴ったりですからみなさん気をつけて下さい。平衡感覚がおかしいと感じたら歩行は諦めタクシーで移動するべきですね。

以上、当たり前すぎることしか書いてないクソ記事をご覧頂き誠にありがとうございました。そして、ごめんなさい。