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実験スピリッツ

経済・市場・思想の陰謀論をまとめます(ネタ要素強め)

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どこでもドアが普及するとどうなるのか?

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ぼくはドラえもんじゃないけれど、22世紀の時代には「どこでもドア」が一家に一台の時代が来ると信じている。

この「どこでもドア」が現実的に可能なのかどうか、現代の科学でははっきり分かっていない。なんでも一説によると、「どこでもドア」はドアを開けると重力で空間をねじ曲げ、ドアをくぐるだけで遠い世界へ移動できるらしい。

なんかよくわからないけど、こんな夢の道具が実現したら現代人の生活を一新することに違いない。

でも実際にはどんなことが起こるんだろうか。「そんなの無理に決まってるじゃないか」と思う皆さんも、ちょっとの間だけこの魔法のドアが本当に開発されると信じて思考のタイムトリップ(妄想)をしてみようじゃありませんか。

第1章 瞬間移動装置の開発段階

これまでもそうだったように、多くの場合、新しい技術と言うのは軍事用に開発される。宇宙空間へ我先に飛び出せ青春を繰り返した時代のように、この時代は「瞬間移動装置」の開発を競っている時代だ。開発はもちろん極秘で行われ、開発段階で被験者は別次元に行って戻ってこれなくなったりと、多くの犠牲者を出すことだろう。

瞬間移動装置のデザインはドラえもんに出てくるような軽そうな片開きドアではないのは容易に想像できる。それはもうよく分からないくらいのエネルギーが必要な気がするので、重厚感たっぷりのメタリックな何かだろう(曖昧さ回避)

下図はベイマックスに登場した瞬間移動装置

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第2章 どこでもドアが一家に一台の時代が到来

大昔のバカでかいコンピューターが現代のスマホのように小さく賢くなったのと同様に、技術的な進化によって巨大な瞬間移動装置が「どこでもドア」までお手軽なものになった。これで現代の我々がクリックひとつで誰とでも通信できるように、あなたの部屋は世界中あるいは宇宙空間とリンクするようになった。

これ以降「どこでもドア」は商品名であるため、これを「スマートドア」略して「スマド」という呼び方が一般名称になる。

第3章 多くの失業者が出る

あなたは通勤や買い物での移動の際は、大抵の場合でスマドを使用することになる。この段階で、バス・電車・タクシーなどの運送業・運輸業がほとんど姿を消す。郵便なども徐々に人を介さずに、ハガキ・小包は瞬間移動装置によって自動的にあなたの部屋に配達されるようになる。また、運送業向けに1000インチを超える大型スマドが開発され、人力での搬入・設置が必要な場合に大型スマドが利用される。

上記の業界は完全に廃業する訳ではないが、徐々に人間を必要としなくなるだろう。

一方で、自動車は現代の煙草のような嗜好品になる。ドライブを楽しむ趣味は交通事故・温暖化などの社会問題の原因として取り上げられ、社会的に冷たい目で見られる行為となる。自動車業界はなくならないが規模は縮小していき、若者の自動車離れが加速する。

自動車が走行しなくなったことで、道路の耐用年数が大幅に増加することになる。社会インフラの長寿命化が財政をひっ迫していたが、公共事業の予算を削減することが可能になる。これによって建設業界も規模を縮小していく。

ちなみに、スマドが持ち運び出来ない段階では、自動車のコインパーキングが次第にスマドの駐扉場(ちゅうひじょう)として形態を変化させている。

また、消費者の行動範囲が無制限となったことで、あらゆる小売店や飲食業など地域密着型経営でやってきた企業の競争が激化する。大手企業との競争に晒され、人間には勝ち組と負け組がはっきり分かれる。

第4章 都市の一極集中が解消される

これまで大都市に集中していた人口が、通勤範囲の枠を超えて郊外に住宅を持つようになる。これによって、家族はみんな一緒に生活するのが当たり前となり、孤独死する老人が減少する。子ども達は農村から都市圏の大学や大手企業への就職が可能になる。

地方の安い土地に一戸建てを立てる人が増加する一方で、暖かく住みやすい地域や美しい景観をもつリゾート地にマイホームを建てる富裕層が急増。土地の価格が大きく見直される。

第5章 犯罪が増加する

のび太がしずかちゃんのお風呂を覗いたように、スマドを悪用する人間が増加するのは間違いない。悲しいかな、スマドの発達によって世界の距離はドア1枚分となって身の回りの危険は増加する。

だから、国境を超えて生活することは許されないだろう。現代のように、パスポートを提示し、入国審査を行わなければ入国できない仕組みが施行されているはずだ。

具体的には、スマドには「どこでも」行けないようなシステムが組まれ、一方で、守りたい対象(家、会社などの建築物内)の周囲にはウイルスソフトを使用してファイアーウォールを設定できるようになっている。

だから、いつまでも国家という概念は存在するが、地球人という概念も生まれている。宇宙も当然生活圏内となっているからだ。

第6章 発達する産業は?

人間は歩行する必要が少なくなり、健康に害を及ぼす危険がある。この時代で最も躍進するのはフィットネスジム。人間は移動時間を積極的に運動するための時間に変換するだろう。

移動にお金がかからなくなった以上、温泉などの観光産業は好調だと思われる。しかし、旅館やホテルなどは非日常空間を演出できなければ宿泊するメリットがなく、生き残れないかもしれない。何故かって、旅行者は家にすぐ帰れるからだ。

第7章 スマドを捨てて現代へ帰りたくなる

ぼくも昔は「どこでもドア」があったらいいな~と思っていた。だって、テレビでどこかのお祭りを放送していたら、視聴者が大勢大挙して大混乱になったりして楽しそうだし。でも、どこでもドアは社会の全てをひっくり返す可能性がある。きっと考えなしの行動が色々な不都合を生み出すに違いない。

こんな訳のわからない社会が来るのなら、早めに死んでおいた方が身のためだ。

皆様のご意見お待ちしております